実務
薬剤師国家試験 第103回 問246
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66 歳男性。内科で処方された以下の薬剤(処方 1 、 2 )を指示通りに服用 していた。別の病院の泌尿器科を受診し、前立腺肥大症と診断された。泌尿器科で 処方された前立腺肥大症治療薬を自宅で服用したところ、ひどい立ちくらみが起こ り救急車で搬送され、血圧降下が原因と診断された。 (処方 1 ) オルメサルタンメドキソミル錠 20 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) シタグリプチンリン酸塩水和物錠 50 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) アスピリン腸溶錠 100 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) ラベプラゾールナトリウム錠 5 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 28 日分 (処方 2 ) イコサペント酸エチル粒状カプセル 900 mg 1 回 1 包( 1 日 2 包) 1 日 2 回 朝夕食後 28 日分 泌尿器科から処方された前立腺肥大症治療薬で、上記処方薬との併用で強い血圧 降下の原因となった可能性があるのはどれか。1つ選べ。
正解と解説
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正解 1
ナフトピジル
α1受容体遮断薬であるナフトピジルは前立腺肥大症治療薬として血管平滑筋のα1受容体も遮断するため、既にアンギオテンシンII受容体拮抗薬であるオルメサルタンを服用中の患者に追加すると降圧作用が相加的に増強し、著しい起立性低血圧(立ちくらみ)を引き起こしやすい。デュタステリドや抗アンドロゲン薬(アリルエストレノール、ビカルタミド)、植物由来成分のセルニチンポーレンエキスは、いずれも降圧作用は強くない。