実務
薬剤師国家試験 第103回 問238
238 / 345
40 歳女性。身長 156 cm。体重 65 kg。会社を経営し、ストレスを感じてい る。食生活も不規則で、運動もほとんどしない。最近、急に便秘がひどくなり、お 腹が張るようになった。両親とも大腸がんで亡くなっていることから心配になり、 相談のため薬局を訪れた。 大腸がんの検査について薬剤師が行う説明として適切なのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
表示する
正解 1, 3
年齢を考慮すると定期的な検査が必要です。 / 早期の大腸がんは症状がなく、早期発見には便潜血検査が有効です。
50歳前後で両親とも大腸がんという家族歴がある場合は年齢を考慮した定期的な検査が推奨され、早期の大腸がんは自覚症状に乏しいことが多いため便潜血検査が早期発見に有用なスクリーニング法となる。誤りとなる選択肢について、大腸がんの一次スクリーニングは遺伝子診断ではなく便潜血検査や内視鏡検査が基本である点、大腸内視鏡検査は直腸を含む大腸全体を観察できる点、大腸がんの代表的な腫瘍マーカーはCEAやCA19-9でありAFPは主に肝細胞がんのマーカーである点で、実際の診療内容と異なっている。