実務
薬剤師国家試験 第103回 問240
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74 歳男性。認知症。最近、異食をすることがあるため家族は気をつけてい たが、一時間ほど目を離した際にエチレングリコール入り保冷剤を飲み込み、嘔 気、頭痛、めまいを訴えたため、救急搬送された。 担当医師より、解毒薬のホメピゾール(4–メチルピラゾール)がないか薬剤部に 問い合わせがあったが、在庫がなかった。代わりに医師に提案するものとして最も 適切なのはどれか。1つ選べ。
正解と解説
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正解 1
エタノール
エチレングリコール中毒に対しては、アルコール脱水素酵素をめぐりエチレングリコールと競合して代謝を阻害するエタノールの投与が、特異的解毒薬ホメピゾールが入手できない場合の代替療法として広く用いられる。プラリドキシムは有機リン中毒、チオ硫酸ナトリウムや亜硝酸ナトリウムはシアン中毒、ホリナートカルシウムはメトトレキサート中毒などに用いる解毒薬であり、いずれもエチレングリコール中毒には該当しない。