衛生
薬剤師国家試験 第106回 問243
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57 歳男性。 5 年前より、 2 型糖尿病及び心房細動に対して以下の薬剤が処 方されている。今回、悪性リンパ腫が疑われたため、確定診断のために 18F–フルデ オキシグルコース(FDG)を用いたポジトロン断層・コンピューター断層複合撮 影(PET/CT)検査を行うこととなった。 (処方) メトホルミン塩酸塩錠 250 mg 1 回 1 錠( 1 日 2 錠) 1 日 2 回 朝夕食後 30 日分 ワルファリンカリウム錠 1 mg 1 回 2 錠( 1 日 2 錠) 1 日 1 回 夕食後 30 日分 この患者に投与される 18F–FDG 及び PET/CT 検査に関する記述のうち、誤って いるのはどれか。1つ選べ。
正解と解説
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正解 4
PET/CT 検査による患者の被曝実効線量は、一般公衆の1 年間の被曝実効線量より低い。
18F-FDGを用いたPET/CT検査による患者の被曝実効線量は数mSv程度であり、一般公衆の年間被曝限度である1mSvよりも高いため、選択肢4の記述は誤りである。18F-FDGはグルコースと類似した体内動態を示すため高血糖状態では正常組織への取り込みが優先され病巣の描出が悪くなり、グルコース利用が変動しやすい部位を検出する原理であるため安静状態での検査が必要であり、消滅放射線を検出する原理や放射線防護関連法令の遵守はいずれも正しい記述である。