実務
薬剤師国家試験 第106回 問299
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成人男性の HIV 感染症患者が、発熱や乾性咳嗽の症状を訴え外来受診し た。身体所見として、頭痛、嘔吐などの中枢神経症状はなかった。胸部 X 線検査 で、両側びまん性のすりガラス陰影が認められた。この患者の CD4 陽性リンパ球 数は、120/nL であった。なお下図は、感染時からの経過時間と CD4 陽性リンパ球 数との関係に、CD4 陽性リンパ球数の減少に伴って発症する日和見感染症を示し たものである。 帯状疱疹 500 結核 )Ln/(数球パンリ性陽 カポジ肉腫 200 ニューモシスチス肺炎 カンジダ症 クリプトコッカス髄膜炎 トキソプラズマ脳炎 サイトメガロウイルス網膜炎 4DC 非定型抗酸菌症 50 悪性リンパ腫 HIV 脳症 感染時からの経過時間 図 感染時からの経過時間と CD4 陽性リンパ球数の関係 この患者の日和見感染症の治療に用いる薬剤として、適切なのはどれか。1つ選 べ。
正解と解説
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正解 4
スルファメトキサゾール・トリメトプリム配合錠
ニューモシスチス肺炎の治療にはスルファメトキサゾール・トリメトプリム配合錠(ST合剤)が第一選択薬として用いられる。アシクロビルは単純ヘルペスや帯状疱疹、フルコナゾールはカンジダ症など、いずれも他の日和見感染症に対する薬剤である。