本文へスキップ
Certia
実務

薬剤師国家試験 第106回 問301

301 / 345

51 歳男性。 2 年前に Stage IVの直腸がんと診断され、抗がん剤による治 療が開始された。現在、四次治療中で、医師からがん遺伝子パネル検査※を提案さ れた。「がんの多い家系であり、がんが遺伝であることがはっきりするのは不安 で、がん遺伝子パネル検査を受けることについて悩んでいる。」と、担当薬剤師に 相談があった。そこで、薬剤師は、認定遺伝カウンセラーに相談することを勧め た。 ※ ヒトの遺伝子のうち、がんの発生に関わる遺伝子セット(パネル)を一度に解析 する検査。同定された遺伝子変異に効果のある抗がん剤が存在すれば、治療に用 いることができる。 認定遺伝カウンセラーが作成した以下の家系図から考えられることとして、正し いのはどれか。2つ選べ。なお、四角は男性、丸は女性を示す。 80代死亡 40代死亡 70代死亡 80代死亡 老衰 卵巣がん 脳出血 老衰 ア イ 51歳死亡 56歳死亡 45歳死亡 71歳 63歳 58歳 胃がん 大腸がん・ 交通事故 子宮体がん (重複がん) ウ 患者(本人) 51歳 49歳 47歳 47歳 直腸がん エ 24歳 23歳 20歳 16歳 17歳 15歳

正解と解説

表示する
正解 3, 4

イは交通事故で死亡していなければ、がんに罹患していた可能性が高い。 / ウは今後がんを発症する可能性が高いので、がん検診を推奨する。

交通事故で死亡したイの人物も、事故がなければがんに罹患していた可能性を家系内のがん罹患傾向から推測することができる。また重複がん(胃がん・大腸がん・子宮体がん)の既往があるウは、遺伝性腫瘍症候群のリスクが高いと考えられるため、今後も新たながんの発症に備えたがん検診の実施が推奨される。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。