本文へスキップ
Certia
実務

薬剤師国家試験 第106回 問302

302 / 345

67 歳女性。身長 160 cm。10 年前に右乳がんに対し乳房切除術を施行し た。術後 3 年で骨転移し、経年的に肝、肺にも転移した。骨転移が見つかってか ら、全身化学療法を実施し、現在はエリブリンによる七次治療中である。 7 日前に エリブリンの 5 サイクル目( 1 サイクル:day1 と day8 投与、day15 休薬)の day1 の投与を行った。その後、倦怠感の出現、食欲の低下、歩行困難の進行が認 められ、本日、入院となった。疼痛の訴えはない。 7 日前と本日の体温、体重、主 な検査値は下表のとおりである。 体温・体重・検査値の推移 7 日前 本日 体温(°C) 36.3 38.7 体重(kg) 42.6 40.1 好中球数(/nL) 820 440 CRP(mg/dL) 2.5 20.4 本日、この患者に行う治療として、適切なのはどれか。2つ選べ。

正解と解説

表示する
正解 2, 5

タゾバクタム・ピペラシリン水和物の投与 / 食欲不振に対して末梢静脈栄養法又は皮下輸液の実施14

好中球数440/μL、体温38.7°Cという所見は発熱性好中球減少症に該当し、感染による重症化を防ぐため速やかに広域抗菌薬であるタゾバクタム・ピペラシリン水和物を投与する必要がある。また食欲低下による低栄養状態に対しては、末梢静脈栄養法や皮下輸液により栄養・水分を補給することが適切である。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。