実務
薬剤師国家試験 第107回 問254
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45 歳男性。体重 45 kg。10 年前に全結腸型潰瘍性大腸炎と診断され、寛 解・再燃を繰り返した後、メサラジン 1,500 mg/日、アザチオプリン 50 mg/日で 寛解維持されていた。 2 ヶ月前より大腸炎が再燃し、上の処方で効果不十分であっ たため、以下の処方にて寛解導入することになった。 (処方 1 ) タクロリムスカプセル 1 mg 1 回 1 カプセル( 1 日 2 カプセル) 1 日 2 回 朝夕食後 3 日分 (処方 2 ) アダリムマブ(遺伝子組換え)皮下注 80 mg ペン 0.8 mL 1 回 160 mg 2 本( 1 回分) 9 薬剤師のこの患者への説明として、適切なのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 1, 2
処方 1 の薬剤は血中濃度を測定しながら服用カプセル数を調節します。 / 処方 1 の薬剤は腎障害が起こりやすいので、尿量の減少などがあれば薬剤師に相談してください。
タクロリムスは治療域が狭く血中濃度をモニタリングしながら用量調節する必要があり、腎機能障害の副作用があるため尿量減少などの異常があれば速やかに相談するよう指導する必要がある。低血糖はタクロリムスの主要な副作用ではなく、アダリムマブは維持療法として反復投与されるため今回のみで終了するという説明も誤りである。