実務
薬剤師国家試験 第107回 問259
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33 歳女性。最近体重が減少し、手指振戦、動悸、多汗があるため受診し た。身体所見として眼球突出、びまん性甲状腺腫がありバセドウ病と診断され、薬 局に以下の処方箋を持参した。なお、患者は動悸や振戦がひどくて辛いと話してい る。検査値等は以下のとおりである。 (検査値) 脈拍数 115 拍/分、遊離サイロキシン(FT ) 4 ng/dL、遊離トリヨードサイ 4 ロニン(FT )10 pg/mL、甲状腺刺激ホルモン(TSH)0.05 nU/mL 以下、 3 TSH 受容体抗体陽性 (処方 1 ) チアマゾール錠 5 mg 1 回 3 錠( 1 日 3 錠) 1 日 1 回 朝食後 14 日分 (処方 2 ) プロプラノロール塩酸塩錠 10 mg 1 回 1 錠( 1 日 3 錠) 1 日 3 回 朝昼夕食後 14 日分 13 この患者への薬剤師の対応として、適切なのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 1, 2
妊娠の有無を再確認する。 / 服用開始後 2 ヶ月間は原則として 2 週に 1 回、白血球や好中球の検査が必要と伝える。
チアマゾールは胎児奇形のリスクがあるため妊娠の有無の確認が必須であり、重大な副作用である無顆粒球症の早期発見のため投与開始後2ヶ月間は原則として2週に1回の血液検査(白血球・好中球数)が推奨される。手指振戦・動悸などの自覚症状の改善には数週間を要し、発熱は無顆粒球症の徴候である可能性もあるため自己判断せず医療機関へ連絡すべきである。