実務
薬剤師国家試験 第107回 問276
276 / 345
55 歳男性。 2 型糖尿病。内服薬による血糖のコントロールが不良のため、 インスリン導入の目的で教育入院を行い、超速効型インスリンの投与が開始され た。しかし退院後、仕事が多忙のため自己注射が不規則になった。現状の改善が図 れないことから、かかりつけ薬剤師が処方医にトレーシングレポートを書き、使用 製剤の見直しについて処方提案を行った。その結果、次回来局時には以下のように 変更された処方箋を持参した。 ライゾデグ配合注フレックスタッチ(注) 1 回 12 単位 1 日 1 回 朝食直前 (注) インスリン デグルデク(遺伝子組換え)・インスリン アスパルト(遺伝子組 換え)溶解インスリンアナログ注射液 生活の状況を考慮して処方変更となった患者への説明として、適切なのはどれ か。1つ選べ。
正解と解説
表示する
正解 4
風邪に伴う発熱や悪寒が現われても自己判断で中止しない。
混合型インスリン製剤による治療では、体調不良で食事が摂れないシックデイであっても自己判断でインスリン注射を中断すると高血糖やケトアシドーシスを招く危険があるため、発熱・悪寒などがあっても自己判断で中止しないよう指導することが重要である。