実務
薬剤師国家試験 第107回 問282
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54 歳女性。体重 60 kg。腋窩リンパ節転移が著明な進行性乳がんと診断さ れ、トラスツズマブを含む化学療法を継続していた。最近の画像検査にて肝転移を 認めたため、以下の化学療法を施行することとなった。 薬品名 投与経路 投与時間 1生理食塩液 50 mL 点滴静注 5 分 2 トラスツズマブ エムタンシン(注)3.6 mg/kg + 生理食 点滴静注 90 分 塩液 250 mL 3生理食塩液 50 mL 点滴静注 5 分 1 クールの日数:21 日 (注) トラスツズマブに抗がん薬 DM1 が結合した構造を有する薬剤で、白色の塊 である。 35 本化学療法レジメンの運用に際して院内で合意された内容のうち、適切なのはど れか。1つ選べ。
正解と解説
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正解 5
2のトラスツズマブ エムタンシン溶解液はインラインフィルターを用いて投与する。
トラスツズマブ エムタンシンは白色の塊(凝集しやすい製剤)であり、投与時にはインラインフィルターを用いて微粒子の混入を防ぎながら投与する必要がある。ブドウ糖液は配合変化のリスクがあるため生理食塩液で希釈する必要があり、初回投与時間の短縮や前後の生理食塩液の省略は安全管理上適切ではない。