本文へスキップ
Certia
実務

薬剤師国家試験 第110回 問216

216 / 345

保険薬局に勤務している薬剤師が、看護学校の講師を担当することになっ た。講義では、植物に含まれている麻薬成分が医療用麻薬として使用されているこ とを紹介することにした。最近、高度のがん疼痛のある患者が、その初回の服薬を 躊躇した事例を経験したことから、その場合の対応や、現場での医療用麻薬の有効 な使い方についても講義しようと考えている。患者が服薬を躊躇した事例の処方薬 は、モルヒネ塩酸塩水和物徐放性カプセルとモルヒネ塩酸塩水和物内用液であっ た。 講義で伝える内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。

正解と解説

表示する
正解 1, 2

オピオイドを定期的に鎮痛に必要な量で投与すれば、がん患者の生命予後に影響を与えない。 / がん疼痛管理にオピオイドを使用する場合、精神依存が生じる可能性は低く、オピオイドの使用を控える理由とはならない。

がん疼痛管理において、鎮痛に必要な範囲でオピオイドを定期投与しても生命予後を短縮しないこと、また精神依存の出現頻度は低く使用を控える理由にならないことは医療用麻薬の基本的な考え方です。高度のがん疼痛には強オピオイドであるモルヒネの使用が推奨され弱オピオイドへの変更は不適切であり、高度腎機能障害ではモルヒネの活性代謝物が蓄積し呼吸抑制を招くため投与は推奨されません。突出痛のレスキュー薬には効果発現の速い速放性製剤を用いるのが原則で、徐放製剤は用いません。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。