問209 / 345
薬剤師国家試験 第110回 問209
化学
84 歳男性。息子と二人暮らし。長年、近隣のクリニックで高血圧症と頻 脈、アレルギー性鼻炎のため、処方 1 による薬物治療を受けていた。 (処方 1 ) ビソプロロールフマル酸塩錠 5 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) エバスチン錠 10 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 28 日分 1 年前の受診で、もの忘れが多く、その日の曜日が分からなくなることがたまに あり、付き添いの息子が処方医に相談したところ、神経内科の専門医を紹介され、 そこで認知症と診断された。リバスチグミンテープ 4.5 mg で治療を開始し、漸増 の後、現在は処方 1 とともに処方 2 の薬剤の使用を継続している。 (処方 2 ) リバスチグミンテープ 18 mg 1 回 1 枚( 1 日 1 枚) 1 日 1 回 朝 28 日分 胸部、上腕部、背部のいずれかに貼付 (全 28 枚) 今回来局した息子から、「医師には言い忘れたが、最近、服薬時や飲食・飲水時 に、むせの頻度が以前より高くなったので、誤嚥性肺炎になることを心配してい る」との相談があった。 処方 2 に含まれる薬物は、下図のように、アセチルコリンエステラーゼの活性中 心のセリン残基と反応し、共有結合中間体を形成する。 CH 3 HC 処方2に含まれる薬物 3 N H CH 3 O HC N O OH 3 CH 3 Ser 共有結合中間体 アセチルコリンエステラーゼの 活性中心 共有結合中間体の構造として、正しいのはどれか。1つ選べ。 CH 3 HC 3 N CH H CH 3 3 HC 3 N CH H CH 3 3 O N O O CH 3 O O O Ser Ser Ser

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