一般問題
医師国家試験 第109回 問172
172 / 500
血清Ca値と血清P値とが反対方向に変化(一方が上昇し他方が低下)する疾患は どれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 a, d
慢性腎不全 / 特発性副甲状腺機能低下症
副甲状腺ホルモンは骨吸収による血清Ca上昇と尿細管でのリン再吸収抑制を同時に起こすため、PTHの過不足が関与する病態ではCaとPが逆方向に動きます。特発性副甲状腺機能低下症ではCa低下とP上昇、慢性腎不全ではリン排泄障害によるP上昇と活性型ビタミンD低下によるCa低下がみられます。ビタミンD欠乏症では両者とも低下し、腫瘍性低リン血症性骨軟化症ではFGF23過剰によりPのみが低下します。