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Certia
一般問題

医師国家試験 第109回 問175

175 / 500

生後1時間の新生児。在胎32週に骨盤位で陣痛発来のため帝王切開にて出生。 羊水混濁はなかった。出生体重1,496g。Apgarスコアは6点(1分)、8点(5分)。 出生後、第1呼吸を認めたが、蘇生台にて処置中に浅い呼吸を認めるようになり、 NICUに入院し哺育器に収容した。体温36.5°C。脈拍148/分、整。呼吸数90/分、 整。SpO 97%(哺育器内の酸素濃度30%)。心音に異常を認めない。呼吸音は左 右差なく肺胞呼吸音を聴取する。胸骨上窩と季肋下とに陥没呼吸を認める。胃液に 白血球を認めず、マイクロバブルテストの結果は強陽性である。胸部エックス線写 真(別冊No.3)を別に示す。 考えられる疾患はどれか。

問題の図

正解と解説

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正解 c

一過性多呼吸

胃液のマイクロバブルテストが強陽性であることは肺サーファクタントが十分に存在することを意味し、呼吸窮迫症候群は否定的です。帝王切開児では肺水の吸収が遅れて多呼吸をきたしやすく、比較的低濃度の酸素で酸素化が保たれ数日で自然軽快する新生児一過性多呼吸が最も考えられます。胃液に白血球を認めず羊水混濁もないことから先天性肺炎や胎便吸引症候群も否定的です。

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