一般問題
医師国家試験 第110回 問368
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65歳の男性。腹部膨満感と,怠感とを主訴に来院した。3か月前から腹部膨満 感と,怠感とを自覚するようになり徐々に増強してきたため受診した。眼瞼結膜は 貧血様である。右季肋下に肝を3cm、左季肋下に脾を10cm触知する。血液所 見:赤血球340万、Hb10.2g/dL、Ht33%、白血球8,700(骨髄球3%、後骨髄球 5%、好中球59%、好酸球4%、好塩基球2%、単球8%、リンパ球19%、赤芽球 3個/100白血球)、血小板35万。血液生化学所見:総蛋白6.8g/dL、アルブミン 3.8g/dL、総ビリルビン1.2mg/dL、AST36IU/L、ALT24IU/L、LD587IU/L (基準176〜353)、尿素窒素22mg/dL、クレアチニン1.1mg/dL。骨髄穿刺では dry tapで骨髄液を採取できなかった。 診断のために次に行うべき検査はどれか。
正解と解説
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正解 a
骨髄生検
著明な脾腫に加え、末梢血に骨髄球・後骨髄球や赤芽球が出現する白赤芽球症を認め、骨髄穿刺がdry tapであった点から骨髄線維症が強く疑われます。線維化のため骨髄液が吸引できないので、組織構築と線維化の程度を評価できる骨髄生検が次に行うべき検査です。JAK2変異検索は診断の補助となりますが、まず組織学的確認が優先されます。