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Certia
一般問題

医師国家試験 第111回 問212

212 / 500

46歳の女性。軽労作での呼吸困難を主訴に来院した。1年前から長時間歩行時 の息切れを自覚していた。最近になって階段昇降や平地歩行でも息切れが出現する ようになり、下肢の浮腫も自覚するようになったため受診した。身長155cm、体 重80kg。体 温36.2°C。脈 拍76/分、整。血 圧130/60mmHg。呼 吸 数24/分。 SpO 90%(room air)。胸部の聴診でII音の亢進を認める。両下肢に著明な浮腫を 認める。神経学的所見に異常を認めない。12誘導心電図(別冊No. 28A)と心エコ ー図(別冊No. 28B)とを別に示す。 この患者の病態の原因として考えられるのはどれか。3つ選べ。

問題の図
問題の図

正解と解説

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正解 a, d, e

膠原病 / 特発性肺動脈性肺高血圧症 / 慢性肺血栓塞栓性肺高血圧症別 冊No. 28 A、B

労作時呼吸困難、II音(肺動脈成分)の亢進、下肢浮腫、心電図の右室負荷所見と心エコー図の右心系拡大から、肺高血圧症による右心不全と考えられます。原因としては特発性肺動脈性肺高血圧症、膠原病(強皮症や混合性結合組織病など)に伴う肺動脈性肺高血圧症、慢性血栓塞栓性肺高血圧症がいずれも重要です。急性右室梗塞は突発性の経過をとり、僧帽弁閉鎖不全であれば収縮期雑音と左房負荷が前景に立ちます。

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