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Certia
一般問題

医師国家試験 第111回 問206

206 / 500

72歳の男性。頻尿と尿勢低下とを主訴に来院した。1年前から頻尿を自覚して いたが、2か月前からは排尿に時間がかかるようになっている。直腸指診で前立腺 は小鶏卵大、表面平滑、弾性硬で硬結を認めない。尿所見に異常を認めない。 PSA1.8ng/mL(基準4.0以下)。排尿日誌で1回排尿量180〜250mL、昼間排尿 回数10回、夜間排尿回数2回。国際前立腺症状スコア18点(軽症0〜7、中等症 8〜19、重症20〜35)。QOLスコア5点(軽症0〜1、中等症2〜4、重症 5〜6)。尿流測定の結果(別冊No. 24A)を別に示す。腹部超音波検査で残尿量は 120mLである。経直腸超音波像(別冊No. 24B)を別に示す。推定前立腺体積は35 mLである。 治療薬として適切なのはどれか。2つ選べ。

問題の図
問題の図

正解と解説

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正解 a, e

α 遮断薬 / PDE5〈phosphodiesterase5〉阻害薬別 冊No. 24 A、B

前立腺は小鶏卵大で表面平滑・弾性硬、PSAは正常範囲で、国際前立腺症状スコア中等症、残尿120mLという所見から前立腺肥大症による下部尿路症状と考えられます。α1遮断薬は前立腺平滑筋と膀胱頸部の緊張を緩めて尿道抵抗を下げ、PDE5阻害薬はNO-cGMP系を介して同部の平滑筋を弛緩させるため、いずれも保険適用のある薬剤です。ヒスタミンH1受容体拮抗薬やARB、副腎皮質ステロイドには適応がありません。

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