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Certia
一般問題

医師国家試験 第111回 問203

203 / 500

72歳の男性。血尿を主訴に来院した。1か月前から間欠的に血尿を自覚してい たが、3日前から右側腹部の違和感も出現したため受診した。尿所見:蛋白1+、 糖(−)、潜血3+、沈渣に赤血球多数/1視野、白血球2〜5/1視野。尿細胞診は クラスV。血液所見と血液生化学所見とに異常を認めない。胸部エックス線写真で 異常を認めない。腹部造影CTの水平断像(別冊No. 23A)と冠状断像(別冊No. 23 B)とを別に示す。全身検索でリンパ節転移と遠隔転移とを認めない。膀胱鏡検査 で異常を認めない。尿管鏡による生検で高異型度尿路上皮癌の細胞を認める。 治療法として適切なのはどれか。

問題の図
問題の図

正解と解説

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正解 c

腎尿管全摘術

血尿と尿細胞診クラスV、造影CTでの上部尿路の腫瘍性病変、尿管鏡生検で高異型度尿路上皮癌が確認されており、腎盂尿管癌と診断されます。尿路上皮は同一の尿の通り道全体に多発しやすく、尿管を残すと残存尿管に再発するため、標準治療は腎、尿管全長および膀胱壁の一部(尿管口周囲)を一塊に切除する腎尿管全摘術です。膀胱鏡で異常がないため膀胱全摘までは不要です。

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