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Certia
一般問題

医師国家試験 第111回 問205

205 / 500

61歳の男性。腹部膨満感と体重増加とを主訴に来院した。2週間前から腹部の 膨満感が出現し体重が8kg増加した。これまでに心疾患を指摘されたことはない。 意 識 は 清 明。身 長160cm、体 重69kg。体 温36.5°C。脈 拍60/分、整。血 圧 124/62mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は膨隆し波動を認める。 圧痛を認めない。下腿に中等度の浮腫を認める。尿所見:蛋白(−)、糖(−)、潜血 (−)。血液所見:赤血球348万、Hb11.1g/dL、Ht34%、白血球3,500、血小板 7.0万、PT-INR2.0(基準0.9〜1.1)。血液生化学所見:総蛋白6.2g/dL、アルブ ミン2.7g/dL、総ビリルビン1.3mg/dL、直接ビリルビン0.6mg/dL、AST31 U/L、ALT26U/L、γ-GTP51U/L(基準8〜50)、アンモニア28μg/dL(基準 18〜48)、尿素窒素18mg/dL、クレアチニン0.8mg/dL、Na140mEq/L、K4.1 mEq/L、Cl101mEq/L。胸部エックス線写真と心電図とに異常を認めない。 適切な治療はどれか。2つ選べ。

正解と解説

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正解 a, c

塩分制限 / 利尿薬内服

アルブミン低値、血小板減少、PT-INR延長、腹水と下腿浮腫という所見は非代償性肝硬変による腹水と考えられます。腹水管理の基本は塩分制限(1日5〜7g程度)で、これに抗アルドステロン薬を中心とした利尿薬内服を組み合わせます。アンモニアは正常で肝性脳症を認めないためラクツロースは不要であり、蛋白制限はむしろ低栄養を招くため現在は推奨されません。

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