必修問題
医師国家試験 第113回 問309
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46歳の女性。腹痛のため救急外来を受診した。 現病歴 : 日前の起床時から軽度の心窩部痛があった。朝食は普段どおりに食べ たが、その後食欲不振と悪心が出現し、昨日の昼食後に嘔吐した。本日、心窩部痛 はなくなったが右下腹部痛が出現した。 痛は食事で増悪しないが、歩くとひび き、 痛が持続するため救急外来を受診した。悪寒戦慄はなく、下痢や黒色便を認 めない。排尿時痛や血尿を認めない。 日前にバーベキューをしたが、同様の症状 を呈した人は周りにいない。 既往歴 : 20歳時にクラミジア感染。 生活歴 : 喫煙は20本/日を26年間、飲酒はビールを350mL/日。初経13歳、月 経周期は28日型、整。最終月経は 週間前。不正性器出血はない。 救急科の研修医が腹部の診察を行う際の対応として適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 d
「まず私一人で腹部の診察を始めてもよろしいでしょうか」
腹部診察では衣服を脱いで直接視診・触診を行う必要があり、羞恥心や不安に配慮しつつ、診察の主体や範囲について患者本人の同意を得てから始めることが基本です。研修医が自分で診察を始めてよいかを確認する声かけは、患者の自己決定を尊重した適切な対応です。服の上からの触診では所見がとれず、診察前のCTや婦人科への丸投げも順序として適切ではありません。