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Certia
一般問題

医師国家試験 第113回 問372

372 / 400

歳の男児。停留精巣の手術のため手術室に入室した。麻酔はマスクで酸素と揮 発性吸入麻酔薬を投与し、ゆっくりと入眠させる緩徐導入で行った。静脈路を確保 し、気管挿管のため筋弛緩薬を静注したところ、突然心拍数が120/分から160/分 に増加した。気管挿管時に開口障害があり、気管チューブの挿入に難渋した。人工 呼吸開始後に尿道カテーテルを挿入したところ、赤褐色の尿が排出された。その後 体温は急上昇し37.0°Cから40.0°Cになった。動脈血ガス分析で代謝性アシドーシ スを認めた。 最も考えられるのはどれか。

正解と解説

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正解 d

悪性高熱症

揮発性吸入麻酔薬と脱分極性筋弛緩薬の投与後に、頻脈、咬筋硬直による開口障害、ミオグロビン尿を示す赤褐色尿、急激な体温上昇と代謝性アシドーシスが出現しており、悪性高熱症が最も考えられます。骨格筋のリアノジン受容体異常により筋小胞体からCa2+が過剰放出され、筋の持続収縮と代謝亢進を来す病態で、直ちに原因薬を中止しダントロレンを投与します。悪性症候群は抗精神病薬に関連して数日かけて生じる病態です。

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