一般問題
医師国家試験 第114回 問167
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48歳の男性。健康診断で白血球増多を指摘され来院した。1か月前から左腹部 の膨満感を自覚していた。体温36.3°C。脈拍72/分、整。血圧126/74mmHg。表 在リンパ節を触知しない。脾臓を左肋骨弓下に5cm触知する。血液所見:赤血球 450万、Hb13.8g/dL、Ht45%、白血球46,000(骨髄芽球1%、前骨髄球3%、骨 髄球5%、後骨髄球10%、桿状核好中球15%、分葉核好中球54%、好酸球2%、 好塩基球5%、リンパ球5% 、血小板37万。血液生化学所見:総蛋白6.9g/dL、 アルブミン4.8g/dL、総ビリルビン0.7mg/dL、直接ビリルビン0.1mg/dL、 AST20U/L、ALT27U/L、LD350U/L(基準120〜245 、尿素窒素18mg/dL、 クレアチニン0.8mg/dL、尿酸6.8mg/dL。腹部CT(別冊No. 6 を別に示す。 治療方針を決定するために最も重要な検査はどれか。

正解と解説
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正解 a
骨髄染色体
白血球増多に加え骨髄芽球から分葉核好中球まで各分化段階の顆粒球が連続して出現し、好塩基球増加と著明な脾腫を伴う所見は慢性骨髄性白血病に典型的です。診断確定と治療方針決定にはPhiladelphia染色体すなわちBCR-ABL1融合遺伝子の証明が必須であり、これが陽性ならチロシンキナーゼ阻害薬が第一選択となります。好中球アルカリフォスファターゼスコアは補助的指標にすぎません。