一般問題
医師国家試験 第114回 問170
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84歳の女性。腹痛のため救急車で搬入された。2日前から排便がなく腹痛と腹 部膨満感を自覚するようになった。今朝から症状が強くなったため救急車を要請し たという。意識は清明。体温37.5°C。心拍数98/分、整。血圧148/94mmHg。呼 吸数22/分。SpO 97%(鼻カニューラ3L/分酸素投与下 。腹部は膨隆し腸雑音は やや亢進し、打診で鼓音を認める。左腹部に圧痛を認めるが反跳痛はない。腹部 エックス線写真(別冊No. 7 を別に示す。 まず行うべき対応はどれか。

正解と解説
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正解 c
内視鏡的整復術
排便停止と腹部膨満、鼓音を伴い、腹部エックス線でコーヒー豆状に拡張した腸管がみられる病態はS状結腸軸捻転です。腹膜刺激症状がなく腸管壊死が疑われない段階では、まず内視鏡的整復(下部消化管内視鏡による捻転解除と減圧チューブ留置)を行うのが標準的です。浣腸や抗コリン薬は穿孔や病態悪化を招く危険があります。