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Certia
一般問題

医師国家試験 第115回 問171

171 / 400

36歳の男性について救急車から現場対応の指示を求められた。7月の暑い日の 午後1時頃、昼食後に屋外清掃作業に従事していたところ、突然呼吸困難を訴えた ため同僚が救急車を要請した。現場到着後、救急救命士が診察にあたったところ、 意識レベルはJCSI-2。体温37.5°C。脈拍114/分、整。血圧70/42mmHg。呼吸 数36/分。SpO 80%(リザーバー付マスク10L/分酸素投与下 。外傷は認めない。 顔面は蒼白で口唇に高度の浮腫を認める。頸静脈の怒張を認めない。心音に異常を 認めず、心電図上でも頻脈以外の異常を認めない。喘鳴を聴取する。顔面部、胸腹 部、背部および四肢の皮膚に膨疹が多発していた。既往に食物アレルギーを指摘さ れたことがあり、医師から自己注射薬の処方を受けているという。 救急救命士に口頭指示すべき処置はどれか。

正解と解説

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正解 c

アドレナリンの筋肉注射

食物アレルギーの既往があり、全身の膨疹、口唇浮腫、喘鳴、著明な低血圧と低酸素血症を呈しており、アナフィラキシーショックと判断されます。第一選択はアドレナリンの大腿外側への筋肉注射で、血管収縮による昇圧と気管支拡張、メディエーター遊離抑制が期待できます。救急救命士は医師の具体的指示により自己注射用アドレナリン製剤の使用を介助・実施できます。

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