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Certia
一般問題

医師国家試験 第116回 問180

180 / 400

57歳の男性。腎機能低下を主訴に来院した。35歳でIgA腎症と診断され、自宅 近くの診療所を定期受診していた。腎機能が次第に悪化し、腎代替療法の準備が必 要と判断されて受診した。IgA腎症の診断時に高血圧症を指摘されて降圧薬を、 50歳からは2型糖尿病を指摘されて経口血糖降下薬を服用中である。身長170 cm、体重80kg。脈拍72/分、整。血圧136/80mmHg。胸腹部に異常はない。両 下〈に軽度の浮腫を認める。尿所見:蛋白2+、潜血2+。血液所見:赤血球325 万、Hb9.7g/dL、Ht29%、白血球5,700、血小板20万。血液生化学所見:尿素 窒素60mg/dL、クレアチニン3.3mg/dL、eGFR16.5mL/分/1.73m2、HbA1c 6.4%(基準4.6〜6.2 、Na142mEq/L、K5.0mEq/L、Cl102mEq/L。血液型は A型、RhD(+ 。腎代替療法の説明の際に、患者は妻からの腎移植を希望してい ることがわかった。妻は55歳で生来健康であり、血液型はO型、RhD(+ であ る。妻は患者への腎臓提供に同意している。 この患者の腎移植に関する説明で適切なのはどれか。

正解と解説

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正解 e

術前検査で患者に癌が見つかれば移植を受けられない。

生体腎移植の術前検査で活動性の悪性腫瘍が見つかった場合、免疫抑制療法により腫瘍が増悪するため移植は行えません。糖尿病があっても移植は可能で、血漿交換やリツキシマブ等を用いた前処置によりABO血液型不適合移植も広く行われています。透析導入前に移植を行う先行的腎移植も選択肢であり、就労を続けながらの移植も可能です。

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