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Certia
一般問題

医師国家試験 第116回 問175

175 / 400

36歳の女性(1妊0産 。破水感を主訴に来院した。これまでの妊娠経過に異常 を認めない。妊娠37週1日、午前6時に破水感を自覚し午前8時に受診した。身 長148cm、体 重54kg (非 妊 時46kg 。体 温37.3°C。脈 拍92/分、整。血 圧 132/76mmHg。呼吸数18/分。腟鏡診で羊水の流出を認める。内診で子宮口は2 cm開大、展退度は40%、硬度は硬、先進部は頭部で下降度はSP+1cmだった。 午前10時に陣痛が発来し経過観察したところ、午後1時から4分ごとの規則的な 子宮収縮を認めた。午後6時の時点で子宮口は3cm開大、展退度は50%、先進部 はSP+2cm、児頭の矢状縫合は母体骨盤の縦径にほぼ一致し、大泉門を1時方 向に触知する。陣痛は4分間隔で、持続時間が1分30秒である。母体の身長を考 慮し入院時に行った産科的骨盤計測写真(別冊No. 6 を別に示す。 診断はどれか。

問題の図

正解と解説

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正解 d

前方前頭位

児頭の矢状縫合が骨盤の縦径(前後径)に一致し、大泉門を1時方向すなわち母体前方に触知することから、頭部が屈曲せず大泉門が先進する前方前頭位(反屈位)と診断されます。反屈位では児頭の通過面が大きくなるため分娩が遷延しやすくなります。開大が進まない背景としての回旋異常を診断することが、この時点での正しい評価です。

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