一般問題
医師国家試験 第116回 問174
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75歳の女性。夜間に徘徊することに困った夫に付き添われて来院した。78歳の 夫と2人暮らしである。60歳で発症したアルツハイマー型認知症が進行し、最近 3カ月はひとりで出かけて自宅から離れた場所まで歩き回り、警察に保護されるこ とが多くなった。徘徊や不眠などの原因精査と治療のため、精神科病棟に入院する ことになった。本人はほとんど言葉を発せず、意思も確認できない。夫の認知機能 に低下は認めない。 適切な入院形式はどれか。
正解と解説
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正解 d
医療保護入院
認知症が進行して徘徊があり、本人に入院の同意を得られる判断能力がないものの、自傷他害のおそれによる措置入院の要件は満たさない場合、家族等の同意と精神保健指定医の診察に基づく医療保護入院が適切です。任意入院は本人の同意が前提で成立せず、応急入院は家族等の同意が得られない緊急時に限られます。措置入院と緊急措置入院は自傷他害のおそれがある場合の入院形態です。