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問190 / 400

医師国家試験 第116回 問190

一般問題

62歳の女性。腰痛、発熱および嘔吐を主訴に救急車で搬入された。 現病歴 : 3日前から間欠的な右腰痛を自覚していた。今朝起床時から悪寒も自覚 するようになった。夕刻になり発熱と繰り返す嘔吐も出現し、動けなくなったため 救急車を要請した。 既往歴 : 30年前に子宮筋腫摘出術。 生活歴 : 夫と二人暮らし。喫煙歴はない。飲酒は機会飲酒。 家族歴 : 両親が高血圧症であった。 現 症 : 意識レベルはJCS I-1。身長158cm、体重55kg。体温38.9°C。脈拍 110/分、整。血圧88/54mmHg。呼吸数26/分。SpO 99%(room air 。眼瞼結膜 と眼球結膜に異常を認めない。甲状腺と頸部リンパ節を触知しない。心音と呼吸音 に異常を認めない。腹部は平坦で、肝・脾を触知しない。右腰部に叩打痛を認め る。腸雑音はやや減弱している。四肢に浮腫を認めない。皮膚には皮疹を認めな い。 検査所見 : 尿所見:黄褐色でやや混濁、比重1.020、pH5.5、蛋白+、糖(− 、 潜血3+、白血球+、ケトン(− 、亜硝酸+。血液所見:赤血球407万、Hb13.2 g/dL、Ht38%、白血球12,600(好中球77%、好酸球1%、好塩基球1%、単球6 %、リンパ球15% 、血小板13万。血液生化学所見:総蛋白6.3g/dL、アルブミ ン4.2g/dL、総ビリルビン1.0mg/dL、AST42U/L、ALT40U/L、LD228U/L (基準120〜245 、ALP105U/L(基準38〜113 、γ-GT45U/L(基準8〜50 、CK 131U/L(基準30〜140 、尿素窒素24mg/dL、クレアチニン1.3mg/dL、血糖120 mg/dL、Na132mEq/L、K3.8mEq/L、Cl104mEq/L、Ca8.5mg/dL。CRP2.2 mg/dL。乳酸2.5mg/dL(基準5〜20 。動脈血ガス分析(room air :pH7.43、 PaCO 25Torr、PaO 88Torr、HCO -16.5mEq/L。 2 2 3 腹部単純CT(別冊No. 9 を別に示す。 別 冊 No. 9 抗菌薬投与を含む治療の結果、入院4日目から解熱を認めた。以後順調に回復し 抗菌薬治療は合計10日間の計画としていたが、入院8日目になり再度の発熱と腹 痛を認めた。入院"日目の看護記録によると、茶褐色の水様下痢が合計8回あっ た。意識は清明。体温38.2°C。血圧90/56mmHg。脈拍112/分、整。呼吸数 20/分。SpO 98%(room air 。腹部は全体に圧痛を認め、やや膨隆している。腸雑 音は減弱している。腰部叩打痛は認めない。 この時点で実施すべき検査はどれか。

問題の図
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