一般問題
医師国家試験 第116回 問182
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32歳の女性。意識障害のため友人に伴われて来院した。暖炉の火が燃えている ままの部屋で倒れている患者を発見し、友人が乗用車で救急外来に搬送した。来院 時の呼びかけに応答せず、けいれんがみられる。体温36.8°C。心拍数104/分、 整。血圧98/60mmHg。呼吸数12/分。SpO 99%(room air 。瞳孔径は両側4mm で対光反射は迅速である。眼瞼結膜と眼球結膜に異常を認めない。心音と呼吸音に 異常を認めない。体表に熱傷やその他の外傷はみられない。皮膚は鮮紅色でチア ノーゼを認めない。胃洗浄で薬物は検出されない。血液生化学所見:乳酸 40 mg/dL(基準 5〜20 。動脈血ガス分析(room air :pH7.30、PaCO 32Torr、 PaO 70Torr、HCO -21mEq/L、BE〈base excess〉-3.0mEq/L。 2 3 まず行うべき対応はどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 b, c
酸素投与 / ジアゼパム投与
暖炉のある閉鎖空間での意識障害で、皮膚が鮮紅色、乳酸上昇と代謝性アシドーシスを認めながらSpO2が高値という所見は一酸化炭素中毒に典型的です。パルスオキシメータはCOヘモグロビンを酸素化ヘモグロビンと区別できないため見かけ上高値となります。ただちに高濃度酸素を投与してCOの解離を促し、けいれんに対してはジアゼパムを投与します。高気圧酸素治療は状態を安定させたうえで検討します。