一般問題
医師国家試験 第116回 問258
258 / 400
22歳の女性。発熱と咽頭痛を主訴に来院した。1週間前から咽頭痛があり、鎮 痛薬を内服しても治まらず、水分を充分に摂取できないため受診した。両側の口蓋 扁桃に白苔の付着を認め、両側の後頸部に圧痛を伴う複数のリンパ節腫大を認め る。体温37.8°C。血液所見:白血球11,000(桿状好中球18%、分葉好中球22%、 好酸球1%、好塩基球1%、単球3%、リンパ球49%、異型リンパ球6%)。血液 生化学所見:AST105U/L、ALT125U/L。CRP10mg/dL。 この患者への対応として適切なのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 a
補 液
発熱、扁桃白苔、後頸部リンパ節腫脹に肝機能障害と異型リンパ球の出現を伴っており、EBウイルスによる伝染性単核球症が考えられます。基本的に自然軽快する疾患であり、経口摂取不良に対する補液など対症療法が中心です。ペニシリン系(特にアンピシリン)を投与すると高率に薬疹を生じるため避けます。