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Certia
一般問題

医師国家試験 第116回 問251

251 / 400

32歳の女性。下痢と腹痛を主訴に来院した。半年前から週に2日程度、外出を 予定した日に下痢が出現するようになり、3か月前から下痢の時に腹痛を伴うよう になったため受診した。症状のない日の便の形状は普通便で、排便回数は1回/日 であるが、症状のある日は水様便で、排便回数は5回/日である。排便により症状 は一時的に軽快する。家族歴と既往歴に特記すべきことはない。身長160cm、体 重48kg(半年間で体重増減なし)。体温36.4°C。眼瞼結膜に貧血を認めない。腹 部は平坦で、下腹部正中に軽度の圧痛を認めるが反跳痛を認めない。全身の関節に 痛みはない。下部消化管内視鏡検査を施行したが異常所見を認めなかった。腹痛に 対して抗コリン薬を投与したが症状は変わらなかった。 この患者の治療で適切でないのはどれか。

正解と解説

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正解 c

麻薬性鎮痛薬投与

腹痛が排便により軽快し、便通異常を繰り返す一方で器質的異常がなく、外出予定日など心理的ストレスに関連して症状が出現することから過敏性腸症候群です。治療は生活・食事指導、食物繊維やプロバイオティクス、下痢型に対する5-HT3受容体拮抗薬や止痢薬が用いられます。麻薬性鎮痛薬は依存性があり便秘など消化管運動異常を悪化させるため用いません。

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