一般問題
医師国家試験 第116回 問30
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42歳の男性。下腹部痛と悪心を主訴に来院した。生来健康で、半年前の定期健 診でも異常は指摘されなかった。朝食後に右側腹部に張る感じがあり、次第に痛み へと変わり、急速に激痛となった。うずくまってじっとしているうちに数分で痛み は一旦改善したが10分ほどで悪化し、悪心とともに嘔吐した。その後も数分から 10数分の周期で痛みと悪心があり、タクシーで来院した。発熱は認めない。痛み は下方へと少しずつ移動しており来院時には右下腹部痛を認めるが、右側腹部から 背部のこわばるような違和感も持続している。 予想される所見はどれか。
正解と解説
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正解 a
尿潜血3+
側腹部から下腹部へ移動する間欠的な疝痛に悪心・嘔吐を伴う典型的な経過で、尿管結石が最も考えられます。結石が尿路粘膜を傷つけるため顕微鏡的血尿を高率に認め、尿潜血陽性が期待されます。閉塞は片側性なので両側水腎症や高度の腎機能低下は生じず、赤血球円柱や大量の蛋白尿は糸球体疾患を示す所見で本症には合いません。