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Certia
一般問題

医師国家試験 第117回 問286

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58歳の男性。貧血の精査のため来院した。3か月前から続く体重減少と腹部膨 満感のため自宅近くの診療所を受診したところ、貧血を指摘され紹介受診した。胸 骨右縁第2肋間を最強点とする収縮期雑音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。 左肋骨弓下に脾を5cm触知する。表在リンパ節を触知しない。血液所見:赤血球 243万、Hb7.8g/dL、Ht25%、白血球13,900(骨髄芽球3%、前骨髄球3%、骨 髄球6%、後骨髄球1%、桿状好中球3%、分葉好中球37%、好酸球14%、好塩 基球13%、単球 2%、リンパ球18%)、血小板8.0万。末梢血好中球BCR-ABL (FISH法)陰性、骨髄穿刺はdry tapであった。骨髄の生検組織のH-E染色標本 (別冊No.24A)と鍍銀染色標本(別冊No.24B)を別に示す。 この患者の末梢血でみられるのはどれか。

問題の図
問題の図

正解と解説

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正解 e

涙滴赤血球別 冊No. 24 A、B

脾腫と白赤芽球症を伴う血球異常があり、骨髄穿刺がdry tapで生検の鍍銀染色にて細網線維の増生を認めることから、原発性骨髄線維症が考えられます。線維化した骨髄から赤血球が押し出される際や髄外造血の場を通過する際に細胞が変形するため、末梢血に涙滴赤血球が出現するのが特徴です。BCR-ABL陰性である点は慢性骨髄性白血病との鑑別になります。

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