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Certia
一般問題

医師国家試験 第117回 問287

262 / 400

52歳の男性。右片麻痺を主訴に来院した。1か月前から早朝に激しい頭痛を自 覚していたが、市販の鎮痛薬を内服して様子をみていた。10日前から右上下肢の 脱力が出現し、次第に増悪したため受診した。既往歴に特記すべきことはない。身 長172cm、体重68kg。体温36.2°C。脈拍72/分、整。血圧134/82mmHg。呼吸 数16/分。右利き。徒手筋力テストで右上下肢共に3の片麻痺を認める。頭部造影 MRIのT1強調水平断像(別冊No.25A)と冠状断像(別冊No.25B)を別に示す。 翌日、開頭腫瘍摘出術を行うこととなった。 術後新たに起こる可能性がある神経症状はどれか。2つ選べ。

問題の図
問題の図

正解と解説

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正解 b, c

感覚性失語 / 右同名半盲

右片麻痺を呈することから左大脳半球(優位半球)の腫瘍であり、造影MRIで側頭・頭頂葉に及ぶ病変が描出されています。腫瘍摘出により側頭葉のWernicke領域が損傷されると感覚性失語を、側脳室下角周囲を走行する視放線(Meyer係蹄)が損傷されると病変と反対側である右同名半盲を新たにきたす可能性があります。着衣失行は劣位半球頭頂葉の症状で、麻痺と反対側である左半身の感覚障害は生じません。

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