状況設定問題
助産師国家試験 第97回 問103
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37 歳の初産婦。妊娠経過は順調で、既往歴に特記すべきことはない。妊娠 40 週 5 日、自然に陣痛発来した。陣痛発来後 20 時間、内診所見で、子宮口全開大、展退度 100%、Station +3。胎児心拍数陣痛図では、基線細変動の減少を伴う遷延一過性徐 脈が出現した。その30分後、経腟分娩により3,320 gの男児を出産した。児はApgar 〈アプガー〉スコア1分後6点、5分後8点、臍帯動脈血pH 7.18 であった。 出血は、胎盤娩出前は特に多くなかったが、後血腫を伴う胎盤を娩出後も持続 している。子宮収縮は良好である。 最も可能性が高いのはどれか。
正解と解説
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正解 4
常位胎盤早期剝離― 24 ―
胎盤に後血腫が付着していたこと、分娩前に基線細変動の減少を伴う遷延一過性徐脈があったことから常位胎盤早期剝離があったと考えられ、剝離部から流入した組織因子が凝固系を活性化してDICを起こし、子宮収縮が良好でも出血が持続していると判断されます。弛緩出血であれば子宮は軟らかく、頸管裂傷や子宮破裂は胎盤娩出前から多量の出血を伴うのが通常です。