状況設定問題
看護師国家試験 第105回 問95
95 / 240
Aさん(34 歳、男性)は、運送会社で配達を担当している。6か月前の職場の健康 診断で、血圧 142/90 mmHg と尿蛋白2+、尿潜血2+を指摘されたが放置してい た。1週前、感冒様症状の後に紅茶色の尿がみられたため内科を受診した。血清 IgA が高値で IgA 腎症が疑われ入院した。 Aさんは IgA 腎症と診断され、塩分1日6g の減塩食が開始された。入院前は 塩辛いものが好物で外食が多かったAさんは「味が薄くて食べた気がしない。退院 後も続けられるかな」と話している。 このときの対応で最も適切なのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 4
「酸味や香味を利用するとよいでしょう」
減塩食を長く続けるには、味を単に薄くするのではなく、酢やレモンなどの酸味、しそ・生姜・香草などの香味、だしのうま味、香ばしさを活用して塩分を控えても満足感の得られる調理法を具体的に伝えることが有効です。我慢を強いる励ましだけでは継続につながらず、市販のレトルト食品や加工食品はむしろ食塩含有量が多いことが多いため勧められません。