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Certia
状況設定問題

看護師国家試験 第115回 問233

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A さ ん(26 歳、女 性)は 高 校 生 の こ ろ か ら リ ス ト カ ッ ト を 繰 り 返 し、 ボーダーラインパーソナリティ症〈境界性パーソナリティ障害〉の診断を受けている。 borderline personality disorder 最近仕事が忙しくなったパートナーに「今すぐ返事が欲しい。私を見捨てるのか」と メールを送り続け、帰宅したパートナーが、手首から血を流している A さんを見つ けた。パートナーに付き添われて総合病院の救急外来を受診した A さんは、意識清 明で神経損傷はなく、手首の処置をした看護師に「消えてしまいたい。生きている意 味がない」と話した。 A さんは興奮が続いたため、精神科医の診察を受け、入院となった。入院後は 担当の B 看護師に何度も声をかけていた。入院 3 日の深夜、B 看護師に「パート ナーが電話に出ないので、私の代わりに電話してほしい」と依頼があった。B 看護 師がすぐに対応できないことを伝えると「B さんを私の担当から外してほしい」と複 数の看護師に訴えた。B 看護師は「私が忙しかったから、A さんを怒らせてしまっ た」と話している。 看護チームの対応として適切なのはどれか。 2 つ選べ。

正解と解説

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正解 4, 5

カンファレンスでチーム内の看護師の感情を共有する。 / 日中に時間を決めて話を聞くことを、A さんに伝える。

ボーダーラインパーソナリティ症では、援助者を良い人・悪い人に二分するスプリッティングが生じやすく、スタッフ間の分裂を防ぐには対応を統一することが重要です。カンファレンスで各看護師が抱いた感情を共有すれば、B看護師の自責感も軽減され、チームとして一貫した関わりを保てます。加えて、話を聞く時間をあらかじめ決めて伝えることで、限界設定を明確にしつつ見捨てられ不安に配慮できます。本人の要求に応じて担当を変更したり、私的な連絡を代行したりする対応は治療構造を崩します。

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