状況設定問題
看護師国家試験 第115回 問228
228 / 240
A ちゃん( 7 歳、女児)は両親と弟( 2 歳)の 4 人で暮らしている。下校中に転倒し て右手を地面についた。夕食時に母親が A ちゃんの異変を感じ、A ちゃんに尋ねた ところ「転んで肘が痛い」と話したため救急外来を受診した。その結果、利き腕である 右側の上腕骨の骨折が判明したため、入院して直ちに全身麻酔下で内固定術を受け、 fracture of humerus ギプス固定された。 手術から 2 か月、A ちゃんは母親と共に抜釘術のため再入院した。母親は「私 は、前回の手術は急なことだったのでよく覚えていないです。A もよく覚えてい ないみたいで『手術が怖い』と言っています」と話した。 母親への看護師の返答で最も適切なのはどれか。
正解と解説
表示する
正解 4
「手術に対してポジティブに取り組めるよう、A ちゃんに説明しますね」
7歳児は説明を理解して心の準備ができる年齢であり、手術への恐怖を和らげるには、発達段階に合わせた方法で処置の内容や流れを事前に伝えるプレパレーションが有効です。前回は緊急手術で十分な説明ができなかった経緯もあり、今回はAちゃん本人に説明し主体的に取り組めるよう支援することが最も適切です。説明を母親に委ねたり、根拠なく大丈夫と保証したりする対応では不安は軽減しません。