国家試験問題
理学療法士国家試験 第50回 問8
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62 歳の男性。5 年前に脊髄小脳変性症と診断され、徐々に歩行障害が進行して いる。体幹失調が顕著で、下肢には協調運動障害があるが筋力は保たれている。歩 隔をやや広くすることで左右方向は安定しているが、前後方向への振り子様の歩容 がみられる。最近になって自力歩行が困難となり、理学療法で歩行器を用いた歩行 を練習している。 この患者の歩行器に工夫すべき点で適切なのはどれか。
正解と解説
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正解 5
上肢支持面は前腕部で支持できる高さにする。
体幹失調があり歩隔を広げて代償している患者では、上肢支持面を前腕部で支持できる高さに調整することで支持基底面を広げ安定性を高められる。ピックアップ型やサドル付型は持ち上げ動作や座面が失調患者には操作しにくく、軽量化や重錘装着は歩行器の安定性(慣性)をむしろ低下・過剰にする方向であり適切ではない。