一般問題
歯科医師国家試験 第111回 問86
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60歳の男性。下顎右側中切歯部の歯肉腫脹を主訴として来院した。2年前に1 の根管治療を受けたが、2日前に腫脹に気付いたという。現在、痛みはない。腫脹 部に波動を触れる。初診時の口腔内写真(別冊No. 30A とエックス線画像(別冊No. 30B を別に示す。 診断に有用なのはどれか。1つ選べ。


正解と解説
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正解 d
歯周ポケット検査
根管治療を受けた歯に波動を伴う限局性の歯肉腫脹が生じており、歯根破折や歯内-歯周病変による排膿路の形成が疑われます。この鑑別には歯周ポケット検査が有用で、限局した一点のみが深く落ち込む孤立性の深いポケットを認めれば歯根の垂直破折を強く示唆します。PCRや角化歯肉幅、歯肉溝滲出液量の測定はプラークコントロールや歯肉の炎症の程度を示す指標であり、この病態の診断には結びつきません。