実務
薬剤師国家試験 第100回 問218
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77歳男性。163cm、65.0kg、body mass index(BMI)24.5。現在、糖 尿病治療のため、下記の薬剤を服用している。 グリメピリド錠3mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食後 ボグリボース錠 0.3mg 1回1錠(1日3錠) 1日3回 朝昼夕食直前 メトホルミン塩酸塩錠 250mg 1回1錠(1日2錠) 1日2回 朝夕食後 これまで、HbA1c(国際標準値)は 7.0%前後で推移していたが、最近になり 9.0%まで上昇したため、以下の処方が追加された。 (処方) アログリプチン安息香酸塩錠 25mg 1回1錠(1日1錠) 1日1回 朝食前 14日分 上記の追加処方に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 1, 4
低血糖のリスクは、特にスルホニルウレア剤との併用により増加するおそれがある。 / 飲み忘れを防止するために、食後服用への変更も可能である。
DPP-4阻害薬をスルホニル尿素薬(グリメピリド)と併用すると低血糖のリスクが高まることが知られており、アログリプチンは食事のタイミングに厳密に依存しないため服薬アドヒアランス向上のために食後服用へ変更することも可能であるため、いずれも正しい。本症例ではα-グルコシダーゼ阻害薬(ボグリボース)を併用しているため、低血糖時に砂糖を摂取してもボグリボースが二糖類の分解を阻害し吸収が遅れて効果が乏しく、ブドウ糖を摂取するよう指導すべきであるため2は誤りであり、ボグリボースとDPP-4阻害薬の併用は禁忌とされていないため3も誤りである。