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病態・薬物治療

薬剤師国家試験 第103回 問195

195 / 345

薬物の乳汁移行に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

正解と解説

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正解 3

乳汁/血漿中薬物濃度比(M:P 比)に影響を及ぼす要因として、薬物の脂溶性、分子量、タンパク結合率、pK がある。a

乳汁/血漿中薬物濃度比(M:P比)は薬物の脂溶性、分子量、血漿タンパク結合率、pKaといった理化学的性質に影響を受ける。誤りとなる選択肢では、母乳pHは血漿よりやや低いため塩基性薬物はイオン型となり母乳中に濃縮されやすい点(高値ゆえに移行しやすいという理由づけが逆)、相対的乳児摂取量は乳児の体重あたり薬物摂取量を母体投与量で除して算出する指標でありM:P比とは異なる点、ブロモクリプチンは乳汁分泌抑制薬として用いられ母乳中への移行は多くない点、炭酸リチウムは治療域が狭く母乳への移行によって乳児に中毒を起こす危険があるため授乳は基本的に避けるべきとされる点で、実際の知見と異なっている。

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