本文へスキップ
Certia
物理

薬剤師国家試験 第103回 問196

196 / 345

68 歳男性。慢性腎不全にて入院中。今回とこれまでの血液検査の結果か ら、eGFR の低下が認められたため、クレメジン®細粒分包 2 g(注)が追加となり、 薬剤師に服薬説明の依頼があった。 (注: 1 包中に球形吸着炭 2 g を含有する) 球形吸着炭は、その表面に種々の物質を吸着することができる。本薬物の吸着現 象に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

正解と解説

表示する
正解 1, 3

本薬物への吸着に飽和現象が観察された場合、単分子層吸着が主であると判断できる。 / 本薬物への物質の吸着は、吸着速度と脱離速度が等しくなるまで進行する。

吸着に飽和現象が観察される場合は、限られた吸着部位に一層のみ分子が吸着する単分子層吸着(ラングミュア型)が主体であると判断でき、また吸着は吸着速度と脱離速度が釣り合う平衡状態に達するまで進行する。誤りとなる選択肢では、吸着の最大吸着量はラングミュアの吸着等温式などから求めるものでありノイエス・ホイットニーの式は溶解速度を表す式であって吸着量の算出には用いない点、球形吸着炭による物質の吸着は主にファンデルワールス力や疎水性相互作用によるものであり静電的相互作用が主体ではない点で、実際の吸着機構と異なっている。

AI に聞く

AI のボタンを押すと、問題文と解答を入れたプロンプトをコピーしてから各サービスを開きます。入力欄に自動で入らない場合は貼り付けてください。