実務
薬剤師国家試験 第103回 問198
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83 歳男性。高齢者介護施設に入所しているが、肺炎のため入院となった。 入院時、仙骨部に褥瘡が認められたことから、褥瘡ケアチームが対応した。感染の 可能性がある黄色の浸出液が多かったため、精製白糖・ポビドンヨード配合軟膏を 滅菌ガーゼに塗布し、創部への貼付処置をした。 1 週間後、褥瘡の診断を行ったと ころ、黄色の浸出液はなくなり、一部が黒色化した壊死組織と褥瘡部分の両方に乾 燥傾向が認められた。 褥瘡ケアチームによる壊死組織に対する治療方針として最も適切なのはどれか。 1つ選べ。
正解と解説
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正解 4
スルファジアジン銀クリームを塗布し、創部の水分をコントロールしつつ、壊死組織を軟化させてから除去する。
スルファジアジン銀クリームは湿潤環境を保ちながら壊死組織を軟化させ抗菌作用も併せ持つため、黒色壊死組織と感染リスクを伴う褥瘡創に対する治療として最も適切である。精製白糖・ポビドンヨード配合軟膏は既に浸出液が減り乾燥傾向にある創部にさらに乾燥を促す方向には適さず、壊死組織は自然に上皮化して剥がれ落ちるものではないため、感染や治癒遅延を防ぐには湿潤環境下でのデブリードマンを行う対応が求められる。