実務
薬剤師国家試験 第103回 問286
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24 歳男性。悪性リンパ腫に対して外来化学療法を実施予定である。外来化 学療法室で、薬剤師がレジメンチェックを行った。 レジメン(R–CHOP) 1 クール目 (処方 1 ) リツキシマブ注射液 375 mg/m2 生理食塩液 500 mL 主管より約 30 分間で点滴静注 (処方 2 ) シクロホスファミド水和物注射用 750 mg/m2 生理食塩液 250 mL 主管より約 30 分間で点滴静注 (処方 3 ) ドキソルビシン塩酸塩注射液 50 mg/m2 生理食塩液 100 mL 主管より約 30 分間で点滴静注 (処方 4 ) ビンクリスチン硫酸塩注射用 1.4 mg/m2 生理食塩液 50 mL 主管より約 10 分間で点滴静注 (処方 5 ) プレドニゾロン錠 5 mg 1 回 10 錠( 1 日 20 錠) 1 日 2 回 朝昼食後 5 日分 1 医師に確認又は提案すべき内容として適切なのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 1, 3
リツキシマブ注射剤の投与前に、B 型肝炎ウィルス感染の有無を確認する。 / ドキソルビシン塩酸塩注射剤の投与が長期化する際には、総投与量(累積投与量)に注意する。
リツキシマブはB細胞を減少させる分子標的薬であり、B型肝炎ウイルスキャリアや既往感染者では投与により肝炎の再活性化を起こすことがあるため、投与前にHBV感染状況を確認する必要がある。ドキソルビシンは心毒性が用量依存性であるため総投与量(累積投与量)の管理が重要である。なお末梢神経障害はビンクリスチンの、出血性膀胱炎はシクロホスファミドの代表的副作用であり、選択肢2・4は薬剤と副作用の対応が入れ替わっている。