法規・制度・倫理
薬剤師国家試験 第104回 問315
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58 歳男性。健康診断で血圧が高いことを指摘されて近医を受診し、下記の 薬剤が処方された。日常的に車を使用し、ほとんど運動の習慣はない。また、長年 の喫煙習慣があり、塩辛いものを好む。服薬指導時に「特に気になる症状もない し、副作用が怖いので、薬は飲まないでおこうと思っている。」と薬剤師に話をし ていた。BMI は 32、診察室血圧は 156/101 mmHg、家庭血圧は 152/96 mmHg で あった。 (処方) アムロジピン錠 5 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 14 日分 この患者は、「薬を飲まないでおこうと思っている。」という発言からも、行動変 容ステージの無関心期(前熟考期)にいると考えられる。この患者を関心期(熟考 期)へと促していく働きかけとして適切なのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 2, 4
健康行動の必要性や有効性について情報を提供する。 / 患者の服薬に対する考えや感情(解釈モデル)を聞く。
行動変容ステージの無関心期から関心期へ移行させるには、健康行動の必要性・有効性に関する情報提供を行い、また患者自身の服薬に対する考えや感情(解釈モデル)を傾聴して患者の内発的な気づきを促すことが有効である。一方的な指導や、まだ関心期にも至っていない段階での行動宣言の要求、主治医による説得は患者の自律性を尊重しないため不適切である。