法規・制度・倫理
薬剤師国家試験 第104回 問311
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58 歳男性。肺がん、ステージIV。強い疼痛を訴えていたため、アセトアミ ノフェン錠とフェンタニル経皮吸収型貼付剤が投与されていた。患者の希望で緩和 ケア病棟に 1 週間前に入院となった。腎機能は、直近のデータで Ccr 20 mL/min である。入院後、疼痛コントロールが不良になったため、フェンタニル経皮吸収型 貼付剤の増量が行われたが、痛みに対する効果が改善されなかった。 薬剤師が病室を出ようとしたところ、患者が「もう早く死んでしまいたい。家族 にも迷惑をかけるし、何とかしてください。」と涙ながらに訴えた。薬剤師の対応 として適切なのはどれか。2つ選べ。
正解と解説
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正解 3, 5
患者の訴えを医療スタッフと共有する。 / 患者の話を共感しながら傾聴する。23
終末期がん患者が「死にたい」と訴えることはスピリチュアルペインの表出であり、まず患者の訴えを共感的に傾聴することが重要であるとともに、自殺念慮の可能性も含め多職種医療スタッフと情報を共有し組織的に対応する必要がある。安易な激励や訴えを一人で抱え込むこと、その場を立ち去ることは患者の孤立感を強め不適切である。