病態・薬物治療
薬剤師国家試験 第105回 問167
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47 歳男性。身長 172 cm、体重 85 kg。38 歳時より高血圧を指摘され、下 記処方にて治療を受けていた。日常、ビールを飲むことが多い。 (処方) カンデサルタンシレキセチル錠 8 mg 1 回 1 錠( 1 日 1 錠) 1 日 1 回 朝食後 14 日分 子供の運動会で短距離走に出場した。運動会終了後、懇親会にて飲酒した次の 日、右足母趾の腫脹と痛みを認めた。その後、痛みは徐々に増悪し、患部の赤く腫 大した状態が 2 日間持続していると訴え受診した。 12 患者が訴えている症状を速やかに改善させるために処方される薬物として最も適 切なのはどれか。1つ選べ。
正解と解説
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正解 4
ナプロキセン
この患者は足の母趾に急性の腫脹・発赤・疼痛を来しており、典型的な急性痛風発作の症状を呈しているため、速やかな症状の改善には炎症を強力に抑える非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)であるナプロキセンが適切であり選択肢4が正解である。フェブキソスタットやベンズブロマロンは尿酸生成抑制薬・尿酸排泄促進薬として発作間欠期の尿酸値コントロールに用いる薬剤であり急性発作時に開始すると尿酸値の急激な変動でかえって発作を増悪させる恐れがあり、メトホルミンは糖尿病治療薬、アトルバスタチンは脂質異常症治療薬であって痛風発作の治療とは無関係であるため、選択肢1・2・3・5は適切でない。