薬理
薬剤師国家試験 第105回 問165
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35 歳女性。身長 150 cm、体重 65 kg、血圧 138/90 mmHg、喫煙歴あり (30 本/日)。仕事が忙しくなりストレスが溜まり、暴飲暴食で早食いとなった。 ある日、突然、今までに経験したことがない心窩部痛におそわれ、心配になり近医 を受診した。検査の結果、逆流性食道炎と診断され、下記の処方で治療が開始さ れ、 2 ヶ月ほどで軽快した。 (処方 1 ) ランソプラゾールカプセル 30 mg 1 回 1 カプセル( 1 日 1 カプセル) 1 日 1 回 朝食後 7 日分 (処方 2 ) モサプリドクエン酸塩錠 5 mg 1 回 1 錠( 1 日 3 錠) 1 日 3 回 朝昼夕食後 7 日分 この患者に処方されたそれぞれの薬物の作用機序として正しいのはどれか。2つ 選べ。
正解と解説
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正解 3, 4
H + , K + –ATPase 阻害 / セロトニン 5–HT 受容体刺激4
ランソプラゾールはプロトンポンプ阻害薬であり、胃壁細胞のH+,K+-ATPaseを阻害して胃酸分泌の最終段階を阻止することで胃酸分泌を強力に抑制するため選択肢3は正しい。モサプリドはセロトニン5-HT4受容体を刺激してアセチルコリン遊離を促進し、消化管運動を亢進させる消化管運動機能改善薬であるため選択肢4も正しい。この処方にはヒスタミンH2受容体遮断薬やムスカリン受容体遮断薬、ドパミンD2受容体遮断薬に相当する薬剤は含まれていないため、選択肢1・2・5は誤りである。